コーヒービター:1
ベランダから見えていた赤紫色の空の日は、いつのまにか暗闇に呑まれていた。 生憎月は見えていないけど、空気は澄んでいる。 少し肌寒い時にベランダで、手すりによりかかって少し苦めのコーヒーを飲むのが私は好きだ。 何を感じるというわけでもなく、何を想うわけでもないまどろみの時間。そんな時間が良い。 これをやっていると、毎日がそんなに変わらないと思える。 周りの家の夕飯の匂いや音が鼻や耳に届いてくる。それにつれて私の中に意識が戻ってくる。 だから、自分はいつも通りまどろみの時間に戻りたいから風呂に浸かる。そしてまどろみに戻る。 なんだかんだで、こんな毎日が好きなんだね、私は。 まどろみから元の世界に帰還する。 鼻歌交じりに風呂からあがり、寝間着に着替え、ボーっと私の部屋に戻る。 と、そこには女の子がいた。
次回に続きまーす。ちょいと最初に書いたのと語句が変わっていたりしますが、許して下さい。
自分なりに一回のブログでちょっとずつ読めるショートストーリーを書いて行こうと。
あー本当内容消えちゃって悲しい。