文字で表わせない。

市選手権の結果はまとめて書きます。



ブルースカイ (ハヤカワ文庫 JA)

ブルースカイ (ハヤカワ文庫 JA)

さて、三日で読み終わりました。バスと学校で。
やっぱり、舞台設定というのが興味をそそぎますね。
1600年後半のドイツ。魔女狩りが行われていた時期のお話し。そこにSFちっくのものを織り交ぜていて、なかなかにページがすすみました。
次が2022年のシンガポール。設定としても、できそうでできない、けど出来そう。というような感じ。
中身としても素晴しいと思います。
んで最後が2007年、鹿児島。”おそらく”この物語のヒロイン、が何故、他の時代に飛ばされたのかということ。


全体を通しての感想は、なんというか締まり方がイマイチかもです。一章は次の章を読まないと「ん?なんで?」といった部分が最後はあるかも。
あとは、やっぱり350ページじゃあこのお話しは収まりきらなかった感がありますね。一章はじっくりといけたのですが、章を追う毎に量が少なくなっていたので、特に三章を濃くやって欲しかったですね。
ただ、うん。鹿児島弁少女いいですねっ!BMさん!(ぇ
元々方言を喋る女の子は好きなんですが、今回はなかなかにきましたよ。絵がこの小説にはないので、妄想するしか術がないのですが、容易にできたよ、うん。